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【時間を味方にする】効果的な勉強計画ノートの作り方

「勉強するときは計画が重要って言われてるけど、実際どうやって立てたらいいの?」

と悩んでいませんか?

あずき

私も、すごく悩んだ経験があります…

目標を決めたり、ノルマを設定したり、スケジュールを書いたり…など、工程も多く「計画を立てるハードルが高い」と感じてしまうこともあるかもしれません。

そこで本記事では、簡単に作れて学習効率が高められる、効果的な勉強計画ノートの作り方を紹介します。

あずき

ノートを作る時のコツや、カスタマイズの方法についても、私が実際に使用しているものを例に挙げながら解説していきますね♪

目次

勉強計画ノートの必要性とは?

勉強計画を立てることには、次の3つのメリットがあります。

1. やるべきことが明確にわかる
2. 勉強のペースを把握できる
3. モチベーションの維持につながる

勉強期間が長期間になればなるほど、これらのメリットはより際立ちます。

特に、受験勉強や資格の勉強ともなると、勉強すべきことの量も膨大で、期日(受験日)が決まっている場合がほとんどです。

また、期日がない場合でも、自分で期日を設けることによって、学習効果は上がります。

人によって、向き不向きがあるかもしれませんが、時間を味方にした効率的な勉強をするためには、勉強計画が不可欠

そんな勉強において大切な学習計画を、いつも手元において、すぐに確認できるようにするためのアイテムが、「勉強計画ノート」なのです。

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勉強計画ノートの作り方

「勉強計画ノートは大切で、必要なものです」と言われても、「難しそう」「面倒くさそう」と思う方もいるでしょう。

そこでこの章では、簡単にできる勉強計画ノートの作り方について、4つのステップで解説していきます。

1. 目標地点と現状を把握する
2. やることをリストアップする
3. それぞれに必要な時間を確認する
4. ゴールから逆算して計画を立てる

目標地点と現状を把握する

突然ですが、「いきなり」勉強計画を立てていませんか?

計画を立てる前に、まず目標地点と現状を把握することが大切なんです。

・期日や受験日はいつ?あと何日ある?
・1日の中で、勉強する時間はどれくらい取れる?
・勉強するための環境は整っている?
・参考書・問題集は用意できている?

などなど、これらのような情報を、ノートのトップページに書いていきます。

勉強計画というのは、現在地と目標地点を記した地図のようなもの。

ゴールと現状がわからなければ、計画を立てることはできないのです。

やることをリストアップする

目標地点と現状が把握できたら、次はやることをリストアップしていきます。

・参考書の範囲
・問題集の問題数
・模試やテストの回数

他にも、目標によってやることは変わるので、自分が勉強することについて調査し、それに応じて追加していってください。

やることリストは、トップページまたは2ページ目に書いて、いつでも確認できるようにしましょう。

あずき

「やることがわからない状態」は、「目隠ししてマラソンしている状態」とほぼ同じと言えるんです。

それぞれに必要な時間を確認する

やることがリストアップできたら、その「やること」にどのくらいの時間が必要かを確認していきましょう。

・参考書1章を読むのにかかる時間は?
・問題を1問解くのにかかる時間は?
・模試やテストの制限時間は?

時間の情報は、やることリストの横にメモしておきます。

1つ1つのやることに必要な時間がわからないと、計画倒れの原因に。

計画倒れをしないためにも、大体でいいので、ストップウォッチなどを使って時間を測っておきましょう。

ゴールから逆算して計画を立てる

必要な時間がわかったら、いよいよ計画に落とし込んでいきます。

ここで意識することは、ゴールから「逆算」すること。

いつまでに何をしておかなければならないかを、明確にしておくことが大切です。

そこで、年→月→週→日の順番で、計画を立てていくことが効果的。

①年間計画…やることリストをもとに、何をどのくらいやるのかを「ざっくり」決める。
②月間計画…年間計画&やることリストを見ながら、どんな方法で勉強するかを決める。
③週間計画…月間計画&かかる時間をもとに、1週間でやる量を決める。
④1日単位の計画…週間計画をもとに、1日にやる量を割り振る。

このように、「抽象→具体」を意識して計画を立てていきましょう。

あずき

「1日単位だと追い込まれ過ぎてしまう」という方は、週間計画までで止めるのもOK!

年間計画は、やることリストを書いた次のページに、見開きで使って書きましょう。

月間ページは、12ヶ月分を固めて年間計画の次からのページに。

週間・1日単位の計画は、順次書き足していきます。

あずき

年間計画と月間計画は最初に、週間計画・1日単位の計画は状況を見ながら立てていくと、修正がしやすいです。

これは、実際に私が使っている勉強計画ノートの一部です。(左から「やることリスト」「年間計画 2023/9/30アップデートver.」「月間計画」「週間計画」)

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勉強計画ノートを作る時のコツ

「詳しい勉強計画の立て方はわかったけど、計画倒れが心配だし、まだ難しそうに感じる…」

という方もいるでしょう。

そこでこの章では、勉強計画ノートを作る時のコツ7つを紹介していきます。

1. 「おおまかに」を意識する
2. 優先順位をつける
3. 日常生活はなるべく削らない
4. 「量」を基準として計画する
5. 休憩時間も計画に入れる
6. 予定のない日を作る
7. 必要なタイミングで修正する

「おおまかに」を意識する

計画を立てると言っても、緻密にする必要はありません

あまりに細かい計画だと、実現することが難しくなったり、崩れた時の修正が大変だったり、そもそも計画を立てるのに膨大な時間がかかってしまったりするからです。

したがって、勉強計画を立てるときは、「おおまかに」を意識すると良いでしょう。

あずき

細かい計画だとノートに書く情報量も多くなってしまい、書くことが大変だと思ったり、重視したいことがわからなくなったりする場合もあります。

優先順位をつける

優先順位をつけることは、メリハリのある勉強につながります。

「全部が重要だと思えてしまい、優先順位がつけられない」という方は、やることを次の4つのレベルに振り分けてみてください。

レベル1:基礎×自分の苦手なこと(優先度高い)
レベル2:応用×自分の得意なこと
レベル3:応用×自分の苦手なこと
レベル4:基礎×自分の得意なこと(優先度低い)

資格試験や受験の場合は、レベル1・2の前者を「高配点」、レベル3・4の前者を「低配点」に置き換えると良いでしょう。

場合によっては、レベル4は切り捨ててしまうのもアリです。

優先順位をつけて、限られた時間を有効に使える計画を作りましょう。

日常生活は削りすぎない

勉強時間を確保することは大切ですが、睡眠時間やお風呂、ご飯、団らんなど、日常生活の時間を削りすぎてしまうと、体調不良やストレスの原因になってしまうことがあります。

期日直前には追い込みが必要ですが、日常ルーティーンを変えない方が、力を発揮できる場合も。

勉強する資本となる自分の体のためにも、日常生活を削り過ぎない計画を立てると良いでしょう。

あずき

計画倒れ防止にもつながりますよ〜!

「量」を基準として計画する

計画は、「時間」ではなく「量」を基準として立てましょう。

というのも、時間を基準にしてしまうと、やった気になってしまったり、計画が崩れやすかったりするからです。

あずき

やった気になるというのは、「ページは進んでないけど、〇〇分やったから勉強できた!」などのことを指します。

また、量を基準にした方が教材の進捗などがわかりやすく、モチベーションも保ちやすいのです。

休憩時間も計画に入れる

1日単位の計画を立てる時は、休憩時間も計画に入れると良いです。

自分の集中力が続く時間を把握し、どのタイミングでどれだけの休憩が必要かを知ることが、質の良い勉強につながります。

あずき

私の場合は、1時間を50分の勉強時間と10分の休憩時間に分けるのが、いちばん集中できました。(中学・高校の学校生活と同じですね笑)

予定のない日を作る

計画を立てる際には、余裕を持たせることが大切で、この「余裕」は予定のない日を設けることによって、作ることが可能です。

「予定のない日」は「調整日」とも言い換えられ、前の日などにできなかったタスクをこなすことに、時間を使える日のことを意味します。

予定のない日を作ることは、計画の修正につながったり、計画倒れ防止になったりするのです。

あずき

私は、日曜日を予定のない日と決めていて、1週間の振り返りや終わらなかったタスク消費などに、時間を使っています。
何事もなければ、思い切ってリフレッシュする時間として活用しても良いかもしれませんね♪

必要なタイミングで修正する

計画に修正はつきもの

計画が崩れるか崩れないかは、修正ができるかどうかにかかってきます。

毎日の振り返りや予定のない日で調整をしたり、月1で見直しのタイミングを取ったりして、計画と向き合う時間をしっかりとるがおすすめです。

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ノートをカスタマイズしよう

ここで言う「カスタマイズ」とは、デコレーションのことではなく、より使いやすくするための工夫のことを指します。

せっかく勉強計画ノートを作るのであれば、使いやすくてわかりやすく、そして自分が気に入ることのできるものにしたいですよね。

そこでこの章では、勉強計画ノートのカスタマイズ方法3選を紹介していきます。

1. ノートの種類にこだわる
2. テーマカラーを決める
3. アイコン・略などを活用する

ノートの種類にこだわる

大学ノートやルーズリーフ、デジタルなど、ノートの種類はたくさんあります。

勉強計画ノートを使い続けていくためには、用途に合った自分の使いやすいノートを選ぶことが重要です。

また、サイズや罫線の種類もこだわることのできるポイント。

「たくさん種類があり過ぎて、自分に合ったノートが選べない!」という方は、以下を参考にしてみてくださいね♪

<ノート本体の種類>
・時系列で書きたい、見返しやすいものが良い→大学ノート
・順番を入れ替えたり、ページの追加や削減をしたい→ルーズリーフ
・データとして一括管理したい→デジタル

<サイズの種類>
・書く量が多い、間隔を広げて見やすくしたい→A4
・勉強で使う大学ノートと一緒に管理したい→B5
・持ち歩きたい→A6

<罫線の種類>
・1行に文字をゆったり書きたい→A罫(7mm)
・1ページの情報量を確保したい→B罫(6mm)
・メモリを使いたい→方眼 or ドット
・自由に書きたい→無地

テーマカラーを決める

教科ごとにテーマカラーを決めましょう。

それぞれの教科で計画を管理する場合は特に関係ないですが、たくさんの教科を一緒に管理する場合は、テーマカラーを決めておいた方が見やすかったり、管理しやすかったりします。

しかし、ここで注意したいのは、色を多くし過ぎてしまうことと、派手な色を使うこと。

色が多すぎると、逆に管理が大変になってしまうので、3〜4色くらいを間隔を空けて使いましょう。

派手な色についても、計画が見づらくなってしまうことがあるので、なるべく控えた方が良いです。

「派手な色しかない」という時は、ワンポイントで使うなどの工夫で対応してみてください。

アイコン・略などを活用する

同じことをくり返し書く時などに、だんだん書くのが面倒くさくなってきた経験はありませんか?

書くのが面倒くさくなってきて、それが原因で勉強計画ノート作成をやめるとなっては、元も子もありません。

オリジナル・既成のどちらでも良いので、アイコンや略などを活用しましょう。

アイコンや略などを使うことは、書く手間が減ったり、時間短縮につながったり、見た目がすっきりしたりといった効果にもつながります。

あずき

ノートの端の方に何が何を意味しているかをメモしておくと、「これなんだっけ?」を防ぐことができますよ。
私はアイコンは使っていませんが(下手すぎて描けなかった…)、「ページ→p」を使ったり、頭文字だけ書いたりなどしています。

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まとめ

本記事では、学習計画ノートの作り方とそのコツ、カスタマイズ方法を解説しました。

それでは、おさらいです。まずは作り方から。

学習計画ノートの作り方

1. 目標地点と現状を把握する

2. やることをリストアップする

3. それぞれに必要な時間を確認する

4. ゴールから逆算して計画を立てる

次に、作るときのコツ。

学習計画ノートを作るときのコツ

1. 「おおまかに」を意識する

2. 優先順位をつける

3. 日常生活を削りすぎない

4. 「量」を基準として計画する

5. 休憩時間も計画に入れる

6. 予定のない日を作る

7. 必要なタイミングで修正する

最後に、カスタマイズ方法。

ノートのカスタマイズ方法

1. ノートの種類にこだわる

2. テーマカラーを決める

3. アイコン・略などを活用する

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学習計画ノートを作成・使用することによって、進捗把握と時間管理を同時に行うことができます。

あずき

まさに、時間を味方にするための必須ツールなのです!

時間を味方にして学習効率を上げるためにも、ぜひ計画ノートを作ってみてくださいね♪

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