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【独学の方必見!】日商簿記3級の合格に向けた効率的な勉強方法

「簿記3級って、独学でも合格できるの?」「簿記の勉強って何から始めたらいいの?」

本記事では、このような疑問を解決できるような、日商簿記3級(以下「簿記3級」)の効率的な勉強方法について紹介していきます。

あずき

かく言う私は、2023年12月18日に約2か月の勉強期間を経て、簿記3級に合格しました!

試験概要教材勉強手順を1つ1つ丁寧に、実体験を踏まえながら説明しているので、ぜひ最後まで読んでみてください♪

目次

簿記3級ってどんな試験?

この章ではまず、簿記3級の概要について説明していきます。

1. 簿記3級の全体像
2. 合格に必要な勉強時間
3. 統一試験・ネット試験の比較

簿記3級の全体像

簿記3級の全体像としては、以下の表の通りです。

試験科目商業簿記
受験資格なし
試験時間60分
大問の数3問
合格基準70%以上
※受験料、試験日程、申し込み方法、合格率、合格発表については、統一試験・ネット試験の比較で取り上げています

簿記3級は、商業簿記の基礎を身につけられ、多くの企業からも求められることが多い資格なので、チャレンジして損はないです!

合格に必要な勉強時間

簿記3級の合格に必要な勉強時間は、100時間前後と言われています。

あずき

100時間というと…
1時間×約3か月 / 2時間×約2か月 / 3時間×約1か月 となります。
つまり、1〜3か月の学習期間を確保することが必要ということですね。

同じ勉強時間を毎日続けることは、ほとんどの場合が難しいので、平日・休日で調整をしたり、目標試験日を設定したりして、コツコツと勉強していきましょう。

統一試験・ネット試験の比較

統一模試ネット模試では、どのような違いがあるのか、次の表で見ていきます。

受験料統一試験:税込2,850円
ネット試験:税込3,400円(事務手数料550円含む)
試験日程統一試験:6月、11月、2月の年3回
ネット試験:随時
申し込み方法統一試験:商工会議所HPから申し込み(▶︎商工会議所HP
ネット試験:CBTテストセンターHPから申し込み(▶︎CBTテストセンターHP
合格率統一試験:30〜60%
ネット試験:40%前後
合格発表統一試験:試験終了日から1週間〜1か月後
ネット試験:試験終了直後
合格率の参考:受験者データ

私の意見としては、自分自身が受験したからというのもありますが、日程・時間の調整ができ、合格率も安定していて、すぐに結果の出るネット試験での受験をおすすめします。

あずき

比較してみて、「こっちがいいな」と思った方でチャレンジしてくださいね♪

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おすすめ電卓&教材

この章では、試験に必須な電卓についての情報、私が実際に利用した学習サイトについての情報をシェアします。

あずき

電卓も教材も、自分に合ったものを利用するのがベストです!
参考程度にチェックしてみてくださいね♪

1. 試験概要に則した電卓
2. 完全無料の学習サイト

試験概要に則した電卓

商工会議所のHPでは、試験で使用できる電卓についての注意事項が記載されています。

商工会議所HPより、注意事項から抜粋

その上で、私が実際の試験で使用した電卓がこちらです↓

経理に携わる方々でも、CASIOの電卓をおすすめされる方が多いので、紹介した電卓以外でもチェックしてみる価値はあります。

こだわり条件と予算から、自分にぴったりの電卓を探してみてくださいね♪

(▶︎楽天市場 / 電卓 ▶︎Yahoo!ショッピング/ 電卓)

完全無料の学習サイト

私が簿記3級の勉強をするにあたり、利用した学習サイトがCPAラーニング

全講義完全無料で視聴でき、教材のダウンロード無料です。

「無料で講義動画&教材ダウンロード…怪しくない?」と思われるかもしれませんが、サイトQ&Aにおいて、このような説明があります。

「日本の会計リテラシーを底上げしたい」という思いから始まったサービスであるため、より多くの方にご利用いただきたく無料でご提供しております。
当サイト内にあるコンテンツのすべてが完全無料です。(講義の視聴、テキスト・レジュメのダウンロード、模擬試験など)

CPAラーニングーよくある質問

検定を受けるにあたって実際に利用しましたが、有料級コンテンツが盛りだくさんで、非常にわかりやすかったです。

あずき

学習サイトでなくても、YouTubeなどでも解説動画が充実しています。
気になったらチェックしてみてください!

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簿記3級の勉強方法

いよいよこの章では、簿記3級の勉強方法について解説していきます。

勉強の順番、ポイント&コツを、それぞれ詳しく見ていきましょう!

1. 効率的な勉強の順番
2. 押さえておくべきポイント&コツ

効率的な勉強の順番

まずは、おすすめの勉強していく順番をざっくり見ていきます。

1. テキストを1周する
2. 問題集を1周する
3. 模擬試験にチャレンジしてみる
4. 試験対策問題に取り組む
5. 苦手部分を繰り返し確認する(テキスト・問題集2周目〜)
6. 模擬試験にひたすらチャレンジする

ペース配分としては、1・2勉強期間の半分ほどで終わらせ、3〜5勉強期間の1/3を使って取り組み、試験日前1~2週間6 で準備するのが良いでしょう。

あずき

私は、CPAラーニングを利用していたので、1 の前に「講義動画を視聴する」という項目を入れていました。

押さえておくべきポイント&コツ

簿記3級の試験は、「慣れ」が非常に大切です。

出題分野、問題数、点数配分を見ていきましょう。

大問出題分野点数配分
大問1仕訳問題(15問)45点
大問2帳簿、勘定記入、穴埋めなど20点
大問3決算問題35点

1時間の試験で、これだけのボリュームをこなす必要があるので、正確さに加えてスピードも求められます。

特に、大問1の15問ある仕訳問題は、1問3点でかつ、部分点は無し

よって、大問1でのミスは、多くても3問までにとどめておく必要があるのです。

大問2では知識系を問われることが多く、大問3では決算表の作成を【損益計算・貸借対照・残高試算】の3パターンのどれかで求められます。

あずき

簿記は、「満点を目指す」試験ではなく、「合格点(70点)を目指す」試験であるという認識を持っていた方が良いですね。
第3問:決算の最終合計は、採点対象になっていないことが多いため、仮に数値が合わなくてもいったんスルーして、他の問題で点数を確保しましょう。

時間配分のおすすめは、以下の通りです。

大問120分
大問215分
大問325分

取り組む順番としては、大問1→大問3→大問2→見直し、とすると、それぞれに十分な時間を割けるはずです。

あずき

試験中に取るメモについても、キーワードをきっちり書くのではなく、自分がわかるように省略したり、記号を活用したりするのがおすすめです!

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まとめ

本記事では、簿記3級の効率的な勉強方法について解説しました。

最後におさらいです。

簿記3級に向けた効率的な勉強の順番

1. テキストを1周する
2. 問題集を1周する
3. 模擬試験にチャレンジしてみる
4. 試験対策問題に取り組む
5. 苦手部分を繰り返し確認する(テキスト・問題集2周目〜)
6. 模擬試験にひたすらチャレンジする

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簿記3級は、知識スキルが必要ですが、しっかり勉強すれば独学でも合格できる資格です。

あずき

学習のポイントをしっかりと押さえ、合格に向けてコツコツと積み上げていきましょう!

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